4歳のチョーナンは最近悔し涙を流すようになってきた。
これも成長の証なのだろう。
しかしハハはその涙を見るたびに母性本能が刺激され、どうにかしてその涙の訳を解決してあげたくなるのである。
涙の種類
今までの涙はイヤイヤ期にみられたり、怒られたりただ気に食わないことがあると騒ぎだすギャン泣きタイプの涙だった。
そういう涙はこちらまでイライラしてくるときもある。
しかし4歳になって新たな涙が登場!!!
悔し涙である。
目に涙をたっぷり浮かべ、溢れ出して落ちる涙とそれを懸命にぬぐっている姿がまた何とも愛おしく健気である。
そういう涙はハハの心をザワザワと揺さぶるのである。
保育園での様子
先日保育園の個人面談があった。
保育園の先生によるとチョーナンは何でも1番になるという気持ちが大きすぎて、色々失敗をしているようだ。
例えばトイレを終えて教室に戻るのが1番になりたいために、トイレではおしっこがまだ出きってないうちにパンツをはいてしまいベチャベチャになったり、
時には1番にお着替えを終わらせたいが故に、その前のお片付けの時間をおろそかにしてしまったりなどなど。
そしてこれは毎回のようだが給食は必ず1番に食べ終わる。
彼の1番へのこだわりは相当なのだ。
なので彼の苦手な制作でハサミを使う時間になると、出来なくて毎回泣いているそうだ。
なぜなら1番になれないからである。
ハハの気持ちと『ハサミ楽しいよ作戦』
その話を聞き、居ても立っても居られないハハは早速子供用ハサミを買いに行き、彼に渡した。
彼はハサミは苦手意識を持っているようで触ろうとはしなかった。
「ハサミは嫌い」と一言。
たぶん保育園の制作で嫌いになってしまったのだろう。
ハハはチチと一緒に名付けて『ハサミは楽しいよ作戦』を開始した!
白紙に切りやすそうな△は□の絵やイラストを描き、ハサミで切っていく単純な作業。
彼は朝ごはんも食べずに集中し頑張って切っていた。
その日、彼は「ハサミ楽しい」と言ってくれた。
その一言がとっても嬉しかった。
と同時に、、、
ハハが一方的にまだ使っては危ないと思い、今までハサミを使わていなかったことを反省した。
そして忙しさを理由にめんどくさい事はまだいいやと後回しにして、彼の能力を引き出せてあげていなかったことが親として何よりへこんだ。
たぶんクラスの大多数の子はちゃんと出来ているから、悔しかったんだよね、出来ない自分が。
チョーナンよ!こんな親でスマヌ!!
そんなハハだけどチョーナンに言えることは一つ。
ハハも出来ない自分に悔し涙を流したことは沢山あるけど、それってレベルアップする前の予兆なんだよ!
悔し涙を流せるってまだまだ成長の余地があるっていう証拠なんだ。
だからチョーナンよ!
その気持ちは忘れないでほしいな。
1番になりたいはという気持ちはとっても素晴らしい!!!
彼のこだわりすぎる気持ちはいつか自分を苦しめる時が多々あるかもしれないが、壁にぶち当たって崩れ落ちても大丈夫!
ハハはいつでも応援しているよ。
おしまい!!!
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